臨床研究計画

臨床研究を実施する前の計画の際に考えたほうがいいこと

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対応のある検定を使うタイミングと種類-繰り返し測定とマッチング

対応のある検定を使うべきところで使っていない、と言う論文が時々見られます。その理由には、対応のある検定がどんな時に使われるべきか、変数の種類によって対応のある検定でもどの検定を用いるのかが知られていないことに起因するようです。そんな対応のある検定の使い所と種類のまとめ。
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多変量回帰分析の前提条件-正しく回帰分析を使うための研究計画

学会発表や論文を見ていると回帰分析はよく用いられているが、正しく使われていないため結果がミスリーディングに繋がってしまっているケースがしばしば見られる。正しく回帰分析を行うためにチェックしておくべき点として、従属変数と回帰分析の種類の関係、説明変数と症例数の関係、投入すべき説明変数、と言う観点でまとめる。
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ロジスティック回帰の方法と結果を英語論文で書く

観察研究で頻繁に用いられるロジスティック回帰分析を英語論文で説明する際にどのようにしているか、具体例を用いて紹介。
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ロジスティック回帰分析でオッズ比が極端に大きく/小さくなった時の対処

ロジスティック回帰分析をした結果、オッズ比が10の10乗のオーダーなど極端に大きくなったことはないですか?統計解析で出てくる統計量の意味がよくわかっていないと、この意味のわからない大きなオッズ比に振り回されて訳が分からなくなります。その原因と対処法について、実際の論文での例も踏まえて紹介しています。
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研究デザインをどう選ぶべきか-何でもかんでもRCTすれば良い訳じゃない

研究デザインによってエビデンスレベルは概ね決まり、そのトップは(単体の研究としては)ランダム化比較試験(RCT)になる。しかし、なんでもRCTをすれば良いわけでなく、状況によってはリサーチクエスチョンに合わせて適切な研究デザインを考える必要がある。エビデンスヒエラルキーから研究デザイン選択を考える。
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今行われている臨床試験を知る-Web上の臨床試験の公開データベース

前もって研究計画を公開データベースに登録することは、論文になった時にHARKingなどの不正をしていないことを示すことになる。多くの前向き研究が公開データベースに登録されているが、逆に言えばそのデータベースを検索すると、今行われている研究を知ることができる。ClinicalTrials.govとUMINを紹介。
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研究の症例数計算をなぜ/どう事前にするのか-仮説検証の妥当性を高める、無駄を省く

仮説検証的研究は特定の仮説を検証するために事前に研究デザインや解析方法などを緻密に設計します。 その中で、特に第三相の治験のような大規模なRCTでは、事前にどの程度の症例数をリクルートすれば、検証したい仮説を示すことができるかまで計算し、設...
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仮説探索的研究と仮説検証的研究-solanezumab治験論文を例に

特定の仮説が正しいかを検証するために実施される仮説検証的研究と、新たな仮説を見い出すために実施される仮説探索的研究。研究方法や論文としてどのような違いが生じるのか、アルツハイマー病の治療薬として期待されたsolanezumab治験の論文を例に説明。
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事前に仮説/アウトカム/解析プランを立てれば研究の質が上がる-多重比較、HARKing

研究計画を立てる際、研究デザインをどうするか、アウトカムは何か、どう解析するかまで計画してる?事前にこれらを意識する事で研究の質はグッと上がる。しかしこれを意識していないと、研究の質が下がるどころか、研究不正の誘惑まで・・・
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日本は海外より臨床研究端にくいかもしれないが、日本/所属/自分には強みもある

日本は欧米に比べて研究環境が整っていない。確かに事実かと思います。でも日本、あるいは自分や所属施設にも何かしらの強みがあるはず。それが日本での研究の成功につながるかも。
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リサーチクエスチョンを事前に意識すれば研究計画/結果解釈はこんなにも変わる

研究計画に際して、事前にリサーチクエスチョンを意識する意義とは?その方法と、その重要性を、①無駄な労力を避ける、②有意差が出なかった時の意義を理解する、という観点でまとめ。
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